福岡県内の第4学区の主要な県立高校の「国公立大学合格実績」をまとめました。 今回は、同一生徒の重複を含む私立大学の実績は除外しています。
※表内の「現役+過年度」は、既卒生(浪人生)を含んだ合格者数です。また、合格者数には複数の大学に合格した生徒を含む場合があります。実際の進学先とは異なる場合もありますので、ご了承ください。
難関国立大 | 現役+過年度 | 現役 | 福岡女子大 | 13 | 13 |
---|---|---|---|---|---|
東京大 | 4 | 3 | 北九州市立大 | 4 | 4 |
京都大 | 9 | 6 | 九州歯科大 | 3 | 2 |
大阪大 | 18 | 15 | 九州内主要大 | 現役+過年度 | 現役 |
名古屋 | 2 | 1 | 熊本大 | 14 | 10 |
東北大 | 3 | 2 | 佐賀大 | 18 | 15 | 九州大 | 110 | 88 | 長崎大 | 7 | 4 |
北海道大 | 5 | 2 | 大分大 | 3 | 2 |
神戸大 | 3 | 3 | 宮崎大 | 3 | 2 |
県内国公立大 | 現役+過年度 | 現役 | 鹿児島大 | 2 | 2 |
九州工業大 | 17 | 15 | 他の国公立大 | 現役+過年度 | 現役 |
福岡教育大 | 13 | 13 | 39 | 20 |
さすが「御三家」と呼ばれる福岡県の最上位校。進学実績はまさに異次元です。 今回は詳しく触れていませんが、医学部医学科の合格者数も圧倒的で、福岡高校の実力を物語っています。
福岡高校から東京大学、京都大学、そして国立大学医学科に合格する生徒たちは、入学時点で既に一般的な高校生のレベルを大きく超えています。 学校の定期考査や受験勉強と並行して、高校の数学や英語を独学で先取りしている生徒も多く、 中には久留米大学附設高校など、超難関校に合格した上であえて福岡高校を選んだ生徒もいます。
このような高いポテンシャルを持つ生徒たちが集まり、互いに刺激を受けながら学んでいるからこそ、 他校とは一線を画す進学実績を実現できるのでしょう。
過去に福岡高校に合格した生徒の指導例
難関国立大 | 現役+過年度 | 現役 | 北九州市立大 | 28 | 28 |
---|---|---|---|---|---|
大阪大 | 1 | 0 | 九州内主要大 | 現役+過年度 | 現役 |
東北大 | 1 | 0 | 熊本大 | 8 | 8 |
九州大 | 11 | 11 | 佐賀大 | 20 | 19 |
一橋大 | 1 | 0 | 長崎大 | 15 | 15 |
県内国公立大 | 現役+過年度 | 現役 | 大分大 | 3 | 3 | 九州工業大 | 19 | 17 | 宮崎大 | 5 | 5 |
福岡教育大 | 15 | 15 | 鹿児島大 | 9 | 9 |
福岡女子大 | 17 | 17 | 他の国公立大 | 現役+過年度 | 現役 |
福岡県立大 | 5 | 5 | 39 | 39 |
福岡高校と比べると、旧帝大や全国レベルの難関国立大学への合格者数は少なめですが、 地元や九州内の国公立大学への合格者が多く、「地元志向の生徒が多い」ことが香住丘高校の特徴です。 卒業生の過半数が現役で国公立大学に合格しており、安定した進学実績を誇っています。
九州工業大学や福岡教育大学といった地元の大学を目指す生徒にとって、 香住丘高校は非常に魅力的な進学環境を提供していると言えるでしょう!
過去に香住丘高校に合格した生徒の指導例
難関国立大 | 現役+過年度 | 現役 | 北九州市立大 | 5 | 5 |
---|---|---|---|---|---|
京都大 | 2 | 2 | 九州内主要大 | 現役+過年度 | 現役 |
大阪大 | 3 | 2 | 熊本大 | 13 | 12 |
九州大 | 13 | 12 | 佐賀大 | 6 | 6 |
神戸大 | 2 | 1 | 長崎大 | 16 | 15 |
県内国公立大 | 現役+過年度 | 現役 | 大分大 | 4 | 4 | 九州工業大 | 15 | 14 | 宮崎大 | 4 | 3 |
福岡教育大 | 32 | 29 | 鹿児島大 | 3 | 2 |
福岡女子大 | 19 | 18 | 他の国公立大 | 現役+過年度 | 現役 |
福岡県立大 | 6 | 6 | 45 | 43 |
京都大学、大阪大学、神戸大学といった全国レベルの難関校に、現役で合格する生徒がいるのが宗像高校の大きな特徴です。
宗像高校は、他の3校とは異なり、中高一貫コースが併設されています。 中学受験を経た生徒たちは、小学生のうちから一般的な中学生以上の学習習慣を身につけており、そのような背景が、これほどの進学実績を支えていると考えられます。
さらに、宗像市には福岡高校への合格圏に達する学力を持つ中学生も多く在住していますが、通学時間や生活環境を考慮して、宗像高校を選択するケースも少なくないと考えられます。 このような背景から、宗像高校は香住丘高校と比較して偏差値上はやや劣るものの、進学実績においてはそれを凌駕する結果を残していると評価できます。
過去に宗像高校に合格した生徒の指導例
難関国立大 | 現役+過年度 | 現役 | 九州内主要大 | 現役+過年度 | 現役 |
---|---|---|---|---|---|
九州大 | 5 | 4 | 熊本大 | 12 | 11 |
県内国公立大 | 現役+過年度 | 現役 | 佐賀大 | 29 | 27 |
九州工業大 | 23 | 23 | 長崎大 | 11 | 9 |
福岡教育大 | 16 | 16 | 大分大 | 5 | 5 |
福岡女子大 | 14 | 14 | 宮崎大 | 1 | 1 | 福岡県立大 | 5 | 5 | 鹿児島大 | 3 | 3 |
北九州市立大 | 21 | 21 | 他の国公立大 | 現役+過年度 | 現役 |
27 | 26 |
新宮高校も、地元の国公立大学に強い進学実績を持つ学校と言えるでしょう。 特に、理数科を設置していることから、九州工業大学などの理系大学に多数の合格者を出しているのが大きな特徴です。 卒業生の約4割が現役で国公立大学に合格しており、着実な成果を挙げています。
また、新宮高校は学習環境が整っており、穏やかな校風の中で集中して勉強に取り組める点も魅力のひとつです。 地元密着型の進路指導により、生徒一人ひとりの希望に沿った丁寧なサポートが行われていることも、高い現役合格率に繋がっていると考えられます。
福岡市東区や糟屋郡からのアクセスも良く、福岡都市圏にありながら落ち着いた学習環境を求める生徒にとっては、 非常にバランスの取れた高校として注目されています。
過去に新宮高校に合格した生徒の指導例
以上、福岡県立第4学区に属する主要4校(福岡高校・香住丘高校・宗像高校・新宮高校)の令和7年度・国公立大学進学実績をご紹介しました。
いずれの学校も地域に根差した教育を大切にしつつ、生徒の学力と志望に応じた進路指導を行っており、確かな成果をあげています。 特に、福岡高校をはじめとする各校には、特色ある教育体制と、それに応える意欲的な生徒たちの存在が感じられます。
進学実績はあくまでひとつの指標ですが、志望校選びの判断材料として参考にしていただければ幸いです。
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2025年6月3日更新
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