家庭教師ふなきちのウェブサイトトップ画像
トップページ > 過去の指導事例 > 【香住丘高校 合格】数学の苦手克服で定期考査398点→455点にアップ!

【香住丘高校 合格】数学の苦手克服で定期考査398点→455点にアップ!

中学2年時、数学が苦手で成績が下降気味だった生徒さん。 そこから学び直しを重ね、定期考査455点、通知表も内申点33→38へと大きく成長し、香住丘高校に合格しました。 このページでは、苦手克服に向けた取り組みや、受験に向けた学習戦略を詳しく紹介します。 成績に悩んでいる方にも、きっと参考になるヒントが見つかるはずです!

  香住丘高校/東福岡高校(文理共創) 合格 指導例プロフィール   
◇目次◇

中2の1学期定期考査で過去最低点で家庭教師を依頼
定期テスト397点からのスタート!

夏休みは算数の復習から!学力の土台を固める
2学期の成績を意識した戦略的な先取り

指導開始後はじめての定期テストで5教科25点アップ!
2学期期末は過去最高点を記録!

中3の1学期 努力が実を結び、過去最高点を更新!
ついに450点の大台に! / 内申点38で受験準備万端

東福岡か?九州か?親子で食い違う志望校選び
親子で意見が分かれた受験校選び

私立本番とその後の追い込み戦略
私立入試当日、まさかの難化…

入試後に涙!最後まで諦めなかった生徒の姿
入試直前のアドバイス / 入試後、生徒は落ち込む

関連ページ

成績を上げたい方・苦手を克服したい方へ!

  

中2の1学期定期考査で過去最低点で家庭教師を依頼

入学時から点数下降に悩む

中学2年の夏休みの時期にご連絡をいただく。 小6の3学期から個別指導塾に通っており、中1の最初の定期考査では5教科で440点と好成績。 しかし、その後は回を重ねるごとに点数が下降し、1年生の途中から家庭教師センターの先生に切り替えたものの、改善には至らず……。 1学期の期末では400点を下回ってしまった。 ネットで当サイトを見つけられ、「経験豊富な家庭教師であれば状況を変えられるのでは」と感じ、ご連絡をいただいた。

 

しっかり丁寧な文字で期待大!

保護者の方からは「シャイで人見知り、自分から質問するのが苦手」と伺っていたが、 初回面談や体験授業では、学校や以前の先生の話をしてくれて、そこまで強い人見知りは感じなかった。 また、幼い頃から書道を続けていたそうで、字がとても丁寧だったのが印象的だった。 書く文字は、その人の人柄を表します。きちんと指導をすれば、きっと点数は伸びるはずと期待することができました。

 

定期テスト397点からのスタート!

(2年1学期の期末考査)

得点 平均との比較
国語 86 +12.3
社会 82 +14.9
数学 68 +4.5
理科 72 +18.8
英語 89 +19.4
合計 397 +69.5

(2年1学期の通知表)

国語 社会 数学 理科 英語 合計
4 4 3 3 5 33

理系科目に苦手意識があり、特に数学は文章問題になると「何をすればいいか分からなくなる」と話してくれた。 計算そのものは苦手ではないとのことだった。

 

自宅から通いやすい公立の進学校を希望!

数学と理科の苦手が他教科の足を引っ張っているので、重点的に見てほしいとのこと。 志望校はまだ決まっていなかったものの、大学進学を視野に入れて香住丘高校や新宮高校など、通いやすい公立高校への進学を希望されていた。 そのため、「定期テストでは400点以上をキープして、内申点も少しでも上げたい」と希望された。

   

夏休みは算数の復習から!学力の土台を固める

「数学が苦手」な子は、実は算数が…?

これまでの経験から、「数学が苦手です!」という子の8割は、実は数学の前段階、小学校の算数がきちんと身についていないことが多い。

この生徒も例に漏れず、割合や比、速さといったつまずきやすい単元を中心に、小学校の復習からスタートした。 実際、割合の計算方法を勘違いしていたり、基本の理解があいまいな部分が見られた。

基礎の定着と文章問題への慣れを目的に、中学受験用の少し応用的な問題で演習を積んだ。

 

2学期の成績を意識した戦略的な先取り

理科は化学反応式の復習と、2学期の中間考査で出題される生物分野の予習をプリントで実施。 社会も1学期の出題範囲をもとに、先取りで暗記と小テストを行った。

 

連立方程式の応用にチャレンジ

算数の復習を一通り終えた後は、2学期で学習する連立方程式の応用へ。 特に文章問題の記述のコツを伝え、やさしめの問題でしっかり練習してもらった。

宿題も毎回しっかり取り組んでくれて、小テストの準備も抜かりなく、順調に学習が進んでいった。

   

指導開始後はじめての定期テストで5教科25点アップ!

定期考査前の取り組み

2学期が始まってすぐ、定期考査の範囲が発表された。 その時点で、社会と理科の暗記はすでに半分以上終わっていたので、国語・数学・英語の3教科にしっかり時間を割くことができた。

試験対策には、ご家庭で購入されていた市販の定期考査用問題集を活用。 さらに、学校で配られた漢字や英単語のプリントと同じ内容で小テストを行い、暗記のサポートをした。

 

夏休みの頑張りが点数に反映

得点 平均との比較
国語 85 +15.2
社会 93 +22.8
数学 82 +21.2
理科 75 +14.7
英語 87 +17.8
合計 422 +90.3

中1から下がり続けていた成績の流れを、食い止めることに成功し一安心。1学期の期末よりも25点アップ!

とくに数学で初めて80点を超えることができて、生徒さん本人も「点数を見てびっくりしました!」と大喜び。 保護者の方も「頑張った結果が点数に出て、本当によかったです」と安心されたご様子だった。

 

2学期期末は過去最高点を記録!

得点 平均との比較
国語 87 +24.6
社会 87 +15.1
数学 88 +38.6
理科 89 +27.4
英語 92 +21.4
合計 443 +121.2

期末試験では合計点がさらに21点アップ!1年生の1学期期末の440点を超えて、過去最高得点を記録。

  香住丘高校テスト結果

↑数学の記述問題を何度も練習して、本番ではしっかりと記述することができました。生徒、保護者ともにとても喜んでいただけました。

 

しかも、苦手な数学がなんと平均点よりも40点近くも高い点数をとることができ、 「もう数学は苦手科目ではなくなったね!」と生徒に声を掛けると、「たしかに!先生のおかげです!」と感謝の言葉をいただいた。

 

(2年2学期・3学期の通知表)

国語 社会 数学 理科 英語 合計
2学期 4 5 4 3 5 35
3学期 4 5 3 3 5 34
 

2年生では、定期考査で安定して400点以上をキープできるようになり、内申点の底上げにも成功。 とはいえ、香住丘高校や新宮高校を目指すには、まだ少し届かないライン。 3年生では、数学と理科を「3→4」に引き上げることが次なる目標となった。

   

中3の1学期 努力が実を結び、過去最高点を更新!

春休みは理系科目対策を徹底

3年生では、定期考査で数学・理科ともに80点以上を安定して取れるようにすることを目標とした。 そのため、春休みの間に、これらの教科の復習に重点を置いて取り組んだ。

数学は、市販の「教科書トレーニング」を使って、展開や因数分解の演習、記述問題の書き方も練習。 理科と社会は、毎回「一問一答プリント」を宿題で覚えてもらい、次回の授業でテストを行うというサイクルで進めた。

 

中3の1学期末 ついに450点の大台に!

得点 平均との比較
国語 95 +26.5
社会 93 +34.2
数学 86 +24.4
理科 87 +24.7
英語 94 +22.3
合計 455 +129.6
 

1学期期末では、5教科合計が450点を超えるという快挙を成し遂げた。 生徒も親御さんも大歓喜! 公立高校入試では、3年生の定期考査の結果が非常に重要なので不安だったが、 生徒の努力が実を結び、胸を撫で下ろした。

 

内申点38で受験準備万端

国語 社会 数学 理科 英語 合計
1学期 5 5 4 4 5 37
2学期 5 5 4 4 5 38

内申点も順調に上がり、特に国語・社会・英語は安定して「5」をキープできていた。

ただ、数学と理科の内申点は「4」のままで、香住丘高校を目指すうえではあと一歩。 成績は順調に伸びていたものの、「通知表で“5”を取れるかどうか」はやはりハードルが高く、評価基準の厳しさも実感した。

それでも、指導当初の目標であった香住丘高校、新宮高校の基準には到達しており、合格のための下地は整ったといえる。

   

東福岡か?九州か?親子で食い違う志望校選び

親子で意見が分かれた受験校選び

2学期の期末考査が終わったあと、「そろそろ受験校についてご家庭で話し合ってください」とお伝えした。 しかし次の授業で、生徒の様子がどこか浮かない…。話を聞いてみると、受験校について親子で意見が食い違ってしまったとのこと。

生徒は、私立高校では、共学化したばかりの東福岡高校を受験したいとご家族に話したそうだが、 親御さんは「共学になったばかりで女子の受け入れ体制が十分に整っていないのでは…」という不安から、自宅から近い九産大九州高校をすすめたとのこと。

この件については、授業後に何度かお母さまも交えて話し合いをして、両者の思いをじっくり聞いたうえで調整を図った。 最終的には、公立は香住丘高校、私立は東福岡高校(文理共創コース)を受験することで、無事に方向性が決まった。

 

冬休みは過去問演習で実戦力を強化

冬休みには、東福岡高校の過去問(5年分)を使用して本格的な入試演習をスタート。 特に意識したのは、時間配分と、数学で難しい問題に固執しないこと。

過去問は宿題として解いてきてもらい、国・数・英は授業内で解説、理・社は基本的に自己学習で対応し、どうしても分からない部分だけ質問してもらう形式で進めた。

英語については、自由英作文の対策を重点的に実施。 東福岡高校も公立高校も自由英作文が出題されるため、頻出の10フレーズを覚えてもらい、それを活用して書く練習を積んだ。

   

私立本番とその後の追い込み戦略

私立入試当日、まさかの難化…

いよいよ私立入試本番の日。 受験を終えた生徒からは、「過去問よりもかなり難しく感じた…」という感想が。 「本命は公立だから、気持ちを切り替えていこう」と声をかけたものの、 実際、共学化初年度で倍率が上がることが予想されていたため、私自身も正直かなり不安になった。 しかし、その不安は杞憂に終わり、「文理共創コースに合格しました!」とLINEで報告を受けた。

 

次は本命・公立入試へ

私立入試が終わった1月中旬からは、いよいよ香住丘高校を見据えて、公立入試の過去問演習に集中した。 香住丘高校のボーダーは例年220点ほど。これをひとつの目標に設定した。

数学では、正答率が低い大問5,6の最終問題はあえて解かず、前半の取りこぼし防止に力を注ぐ方針をとった。 特にケアレスミスが目立っていたので、「解き始める前に、『自分はミスをしやすいから、大問1は慎重に』と唱えること」を習慣づけた。 このように自分に言い聞かせる方法は、心理学的にも有効で、焦りを和らげ、集中力を引き出す効果がある。

理科・社会などの暗記系教科は、「間違えた問題の解説を読む→学校で買った『資料と整理』で関連知識を復習する」というサイクルで知識の定着を図った。

   

入試後に涙!最後まで諦めなかった生徒の姿

入試直前のアドバイス

入試前の最後の授業では、少し早めに切り上げて、前日の過ごし方や当日の心の整え方についてアドバイスをした。 また、塾などで「自己採点をしなさい」と言われることもあるが、 私は高校入試においては自己採点にはあまり意味がないと考えている。 それよりも、試験中に解いた問題を確実に正解することに集中したほうが合格につながるため、 「回答を問題用紙に写す時間があるなら、ケアレスミスの見直しに使おう」と伝えた。

 

入試後、生徒は落ち込む

入試日の翌日に、お母様から連絡があり「わからない問題やあとでミスに気が付いた問題がいくつもあったようで、帰りに迎えに行った際には車の中でずっと泣いていました。」とのこと。 「今年は倍率が低いですし、入試の難易度が高いと言われていますので、あまり落ち込みすぎないようにフォローをお願いします。」と返信した。

 

そして、合格の知らせ!

ついに迎えた合格発表の日。 お母様から、 「娘の様子から、ダメだと諦めていましたが……なんと合格していました!」 というメッセージが。

正直、学力的に厳しい受験になるだろうと予想していたことと、生徒の落ち込んでいる様子を聞いていたので、 合格の一報を聞いて喜びと安堵が一気にこみ上げた。

最後まであきらめずに頑張ってくれた生徒に感謝。 2年間弱と短い期間ではあったが、この場で学んだことを活かして、高校でさらに飛躍してくることを願います。

       

◇関連記事◇

福岡の高校受験 入試情報

 【公立高校関連】

福岡県立高校の偏差値・目標点と入試倍率│第4学区【令和7年版】

福岡県立高校の進学実績のまとめ│第4学区【令和7年版】

内申点と本番の点数、どちらが重要?│福岡県立高校

 【私立高校関連】

福岡の私立高校の偏差値・入試倍率【令和7年版】

香住丘高校・宗像高校・新宮高校シリーズ

香住丘・宗像・新宮高校│特徴と進学実績の違いは?

香住丘・宗像・新宮高校│定期テストは何点くらい取れたらいい?

香住丘・宗像・新宮高校│必要な内申点は?

他の高校受験生への指導例

   
成績を上げたい方・苦手を克服したい方へ!
家庭教師ふなきちの特長

家庭教師ふなきちでは、継続的な指導だけでなく、単発指導にも対応しています。 さらに、単発指導をお得に受けられる4回セットプランもご用意しています。

 

4回セットプランは、1回の単発指導より10~25%OFFでお得に家庭教師の指導が受けられます。 詳細は料金案内ページをご覧ください。

   
© 2025 Funakichi Katekyoshi. All rights reserved.