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不登校から博多青松・東海大福岡に合格!数学50点アップの成功ストーリー

 

不登校を経験しながらも、自分を信じて前に進み続けた生徒さんの物語。 数学は50点アップ、英検3級も取得し、博多青松高校(1部)・東海大福岡高校(1類)に合格を果たしました。 このページでは、学び直しから受験までの道のりと、モチベーションを支える指導の工夫を具体的にご紹介します。 逆境を乗り越える力に、きっと勇気をもらえるはずです。

 

【生徒のプロフィール】
 中3 女子

【受験年 / 合格校】
 2019年 / 博多青松高校(1部)・東海大福岡高校(1類)

【指導期間 / 回数】
 中3 8~12月 / 週2回 1回2時間
   12月冬休み~3月 / 週3回 1回2時間

     

指導開始時の状況と課題

【不登校からの再スタート】

中学3年の8月から指導を開始。生徒は中学1年の頃、友人とのトラブルをきっかけに不登校になりました。 中学2年の秋に別の中学校へ転校したものの、教室には入れず、相談室登校が続いていました。

【不登校による学習の遅れ】

不登校期間中は授業を受けておらず、特に数学や英語の積み上げが必要な単元が大きく抜けていました。 相談室登校後も授業を受けることなくプリント学習が中心で、体系的な理解が不足している状況でした。

3年1学期 期末テスト
 国49 数17 社81 理58 英45 合計250

5教科の平均点は320点(-70点)

  

【指導方針と目標】

保護者と相談し、以下の3つを目標に指導を開始しました。

 1. 数学の基礎からのやり直し

 2. 英検3級の取得

 3. 理科の計算問題の克服

 

【生徒の性格】

素直に話を聞いてくれるタイプ。 こちらの説明に対して、「はい」「あ、そっか」といったリアクションを返してくれて、とても教えやすい印象だった。 ただ、登校しても教室に入れないことに対するコンプレックスのようなものを感じた。

数学のやり直しと定期考査対策

【苦手分野の特定と克服】

初回授業で正負の数や文字式の確認テストを実施。すると、不登校前に学習していた範囲は理解していることが判明。

特に苦手だった単元

・1年生の2学期以降の「比例・反比例」「図形」

・2年生の「連立方程式」「一次関数」

これらの単元を中心に、基礎から丁寧に指導を行いました。

 

【モチベーション向上の工夫】

生徒は自信がなく、問題に挑戦する前に「できない」と決めつける傾向がありました。そのため、

 ・簡単な問題から成功体験を積む
 ・「すごいね!」「よくできたね!」と声をかける
 ・間違いは成長の機会と伝える


 自信をつけさせ、上手くいったときはしっかりと褒めて、上手くいかなくてもポジティブに考えられるように指導をした。

 

【定期考査で大幅成績アップ!】

そして、指導を開始してから初めての定期考査。保護者の方がおっしゃるには、数学の試験の日、学校から帰宅した第一声が「数学がめっちゃできた!」だったそうだ。

3年2学期 中間テスト
 国49→63 数17→67 社81→61
 理58→58 英45→61 合計250→310

5教科の平均点は314点(-4点)

社会は元々点数が良かったため下がってしまったが、国数英は大幅に点数上昇。数学に関しては50点も点数が上がった。 また合計点数も前回の中間テストは平均点よりも-70点だったが、今回は-4点の大躍進!

 

英検3級対策

【リスニング力を活かす】

10月に英検3級に合格できるように、2学期の中間テスト後から対策を行う。

生徒はジャスティン・ビーバーなどの洋楽アーティストの楽曲が好きで、リスニングは得意でした。 そのため、リスニングよりも文法や語彙に重点を置いて対策を実施。

【文法・語彙の強化】

・助動詞、受動態、関係代名詞、不定詞、動名詞を重点指導

・英単語は過去問を活用し、覚えたか小テストで確認

・英熟語は入試を見越して綴りまで書けるように指導。

生徒はジャスティン・ビーバーなどの洋楽アーティストの楽曲が好きで、リスニングは得意でした。 そのため、リスニングよりも文法や語彙に重点を置いて対策を実施。

【結果】

本番1週間前には8割近く得点できるようになり、一次試験は無事に合格!

二次試験の対策は一度だけ行い、試験に臨む。二次試験も合格!

 

志望校の選定

【志望校の希望条件】

生徒は次のような希望を持っていました。

・地元を離れた高校に進学したい
  (以前の同級生と会いたくない)

・共学校に進学したい
  (女子だけの環境が苦手)

・制服はブレザーがいい
  (青春を謳歌するため?にはブレザーが必須)

夏休みのオープンスクールを経て、上記の三条件をすべて満たす東海大福岡高校に強い興味を持つようになりました。

【進路の決定】

しかし、不登校経験があることから、中学校の先生や親御さんは「3年間通い続けられるか不安」とし、博多青松高校(定時制・通信制)を勧められる。

最終的に話し合いを重ね、「第一志望:博多青松高校、私立:東海大福岡高校(1類)」の受験が決定しました。

 

冬休みからの追い込み

【過去問演習の強化】

冬休みから土曜日にも授業を増やしてほしいと要望を受けて、週3回の指導を行うこととなりました。 内申点は45点中29点。博多青松高校は内申点よりも学力試験が重要なため、冬休みから過去問対策を徹底。

  

・東海大福岡の過去問に挑戦

・時間配分の調整、捨て問の見極めを徹底指導

 

【公立入試対策】

・国語:作文対策を重点的に指導
  (誤字脱字、構成チェック)

・数学:小問集合、関数、図形の証明を重点対策

・英語:長文読解、英作文

・社会と理科:用語の暗記、記述問題対策

全科目を平均点クリアできるように、300点中175点を目標とする。

模試結果(1月実施):
 国語43点 社会36点 英語33点
 数学29点 理科24点 合計165点
 (目標の175点に近づきまずまずの結果!)

   

私立入試と公立入試

【東海大福岡高校(1類)合格!】

学力的に問題なく、仮に1類で合格しなくても2類に転科合格があるため安心して受験。 前の中学校の同級生が1人受験していて驚いたが、面識がなかったため安堵。 結果は見事合格!

 

【突然の古賀竟成館高校受験】

私立高校の受験後に訪問した日に生徒から「先生にしか相談できないんです」と相談を持ちかけられる。 生徒は「どうしても制服が着たい」と公立の古賀竟成館高校の受験を希望。 その後、私から保護者の方に伝えて、話し合いをしてもらうことに。 古賀竟成館は独自の試験問題で入試を実施しているため別途対策をすることになり、学校で取り寄せてもらった過去問をもとに対策。

 

【公立入試結果】

・古賀竟成館高校:不合格

・博多青松高校(1部):合格!

生徒には「合否には意味がある。青松に進学するのが最善だったと考えよう」と伝えました。

その後、妹へバトンタッチ。 高校入学後は友人もでき、バイトも始め、充実した高校生活を送っているようです。

 

まとめ:「環境が人を育てる」

【環境が人を育てる】

・数学15点→65点、英検3級合格など、大きく成長

・過去問対策とメンタルケアで入試対策を強化

・博多青松高校・東海大福岡高校に合格!

生徒が変わるには、適切な環境とサポートが必要です。 不登校経験があっても、正しい学習環境を整えることで、大きな成長が可能になります。 お子さんの学習に不安がある方は、ぜひご相談ください!


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