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香椎高校(特進)・九州高校 合格!野球と両立し成績アップした指導事

 

野球と勉強――両立は難しいと感じる中学生も多いかもしれません。 そんな中、硬式野球クラブに所属しながら、定期考査で420点超えを達成し、香椎高校(特進)・九州高校(準特)に合格した生徒さんの成長ストーリーをご紹介します。 勉強も部活もあきらめたくないご家庭にとって、希望を持てるヒントになれば幸いです。

 

【生徒のプロフィール】
 小6→中3 男子

【受験年 / 合格校】
 2019年 / 香椎高校(特進)・九州高校(準特)

【指導期間 / 回数】
 小6 2月~中3 3月 / 週2回 1回2時間

     

1. 指導開始時の状況と背景

【開始時期と依頼経緯】

小学校6年生の2月、3歳年上の兄の高校受験が終わった後、兄に続いて弟の指導依頼があった。


参考:お兄さんの指導例


【生徒の特徴】

幼い頃からソフトボールチームで活動し、中学進学後は学校の部活には入らず、硬式野球のクラブチームでの活動を希望。 定期考査前日にも練習があるため、学校直前のテスト対策として、予習形式の指導を求められた。

【保護者の希望】

「野球推薦での進学が最良だが、教師に気に入られるタイプではないので、せめて定期考査で高得点を取ってほしい」との要望。

【初回の印象】

何でも要領よくこなす優秀さがあり、小学校入学前には国旗の図鑑で全国旗・国名を覚えるなど、好奇心と記憶力の高さが際立っていた。 ただし、歴史・地理への関心が数学・理科よりも高い点が特徴だった。

 

2. 小学6年~中学入学前の基礎固め

【数学】

市販の問題集と私作成のプリントを活用し、小学校での基本的な整数、分数、小数の四則計算は十分にできると確認。

割合、速さ、概数など、苦手とされがちな分野も8割程度理解していると判断し、中学校の内容(正負の数、文字式)に着手。

3月初めに正負の数、4月初めに文字式までをペースよく進め、理解度を単元テストでチェック。

  

【英語】

近所の英語塾で英検4級を取得していたものの、単語のスペルの定着が不十分だったため、英単語の覚え方や中学校で習う単語の暗記を徹底。

毎回の授業で小テストを実施し、文法は既習内容の復習に留めました。

 

中学1年生~2年生:学業と野球との両立

【授業内容】

入学後は主に数学中心の指導。定期考査前までに方程式まで学習を進め、英語の単語や理科・社会の暗記プリントも宿題として実施。

野球の練習日が重なり、課題として出した小テストの成績は約5割程度と低迷する日もあったが、定期考査直前からは予習形式の授業を中止し、理科、社会、国語の試験対策に注力。

 

【成績実績】

中学1年生1学期期末試験は、500点満点中420点(社会は98点と好成績)。

その後、点数は390点~430点、通知表は9教科45点満点で約35点前後と堅実な成績を維持。

 

【学校行事にも積極的に参加】

学級委員長や体育祭の応援団といった学校生活や行事にも積極的に参加し、リーダーシップや協調性をアピール。

 

【英検3級】

当初は早期合格を期待していたが、野球と試験日が重なり、2年生の冬にようやく英検3級を取得。

 

4. 中学3年生:夏休み以降の総仕上げ

【夏休み中の指導】

3年生の春からクラブチームの練習が本格化し、7月までは授業をお休み。その間は下の弟(6年生)の指導を行い、8月に急ピッチで数学全範囲を終了。

国語、数学、英語の3年間の内容をまとめた教材を用い、復習と基礎固めを徹底。

勉強時間は十分にあるにもかかわらず、宿題や小テストに取り組まない傾向があったため、なぜ学習が必要かを根気強く説き、モチベーションの向上を図りました。

 

【香住丘高校への進学を志望する】

硬式野球クラブチームの監督から香住丘高校の野球部への入部を薦められ、公立高校は香住丘高校への進学を希望するようになる。

1学期の評定は34点と厳しい状況でしたが、2学期には理科や社会にも力を入れ、定期考査の5教科合計420点、評定は35点となる。

 

【面談・目標設定】

12月の3者面談で、私立高校は九州高校の特進クラス、公立は推薦入試で香住丘高校を志望。推薦入試で合格できなかった場合は、一般入試で再挑戦する方針を伝える。

12月以降は、九州高校の過去問演習を行い、正答率の分析と改善指導を実施。

 

5. 年明け~私立高校入試・推薦入試・一般入試対策

【香住丘高校 推薦入試は不合格】

香住丘高校の推薦入試対策として、志願理由書や面接の対策を実施。 結果は残念ながら不合格となり、一般入試での再挑戦をすることに。

 

【私立高校入試、進路変更へ】

予定通り、九州高校の特進クラスを受験。結果は準特進クラスでの合格となった。この結果が、公立高校一般入試の受験先の見直しへとつながる。

 

【受験校を香椎高校に変更】

内申点や過去問の結果を踏まえ、進学先を自宅から近くの香椎高校に変更することに。 仮に香住丘高校に合格したとしても、下位の成績であり、その学力で学業と部活の両立は難しいと判断したため。

 

【公立高校入試対策】

3月の一般入試を目指し、過去5年分の過去問演習を開始。 各科目で45点以上、総合225点以上を目標とし、理科・社会は苦手分野の復習に重点を置くとともに、記述問題対策専用の問題集を使用。 数学は大問1の全問正解を目指し、大問4-6は最終問題を除外する戦略で臨んだ。

 

【公立高校入試の自己採点と結果】

入試直後の指導日に、自己採点235点を報告。保護者からは「これだったら香住丘高校も合格だったじゃん!」とツッコミが入り、1週間後の合格発表では自己採点通りに合格を確認。

 

6. その後の進路と成果

入学説明会後に学力検査が行われた。そこでも好成績を残し、特進クラスに入れることになった。 なんと、あれだけ拘っていた野球部には入らず、特進クラスで勉学に励みたいとの報告を受けた。

 

その後は6年生の弟に指導をバトンタッチし、定期的に保護者から近況を伺う中、 学年で5番の成績と、苦手な数学が意外にも最も点数が良いという状況を本人が嘆くエピソードもあった。


他の高校受験生への指導例

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