D判定・E判定を受けて、不安に押しつぶされそうになっていませんか?
逆転合格を目指すために必要なのは、特別なテクニックではありません。
このページでは、D・E判定から志望校合格を果たすために不可欠な「考え方」「努力」「支えとなる指導者」の重要性について、実例を交えて具体的に解説します。
「今できること」を知りたい受験生・保護者の方、ぜひ最後までご覧ください!
目次
12月になると、私のウェブページへのアクセス数が急増します。その理由をアクセス解析ツールで調べてみると、次のような検索ワードが多く見られます。
例:
「○○高校 12月 D判定 合格」
「○○高校 E判定 逆転合格」
この「○○高校」には、福岡高校、香住丘高校、新宮高校、香椎高校といった福岡県内の公立高校が入っています。 こうした検索ワードが示す通り、多くの生徒や保護者が「判定が悪くても志望校に合格できる可能性」に関心を寄せているのです。
今回は、D判定・E判定から合格を目指すために必要な条件について、私の経験をもとにお話しします。
これまで数多くの受験生を指導してきた中で感じること。 それは、受験には「一発逆転満塁ホームラン」のような方法は存在しないという現実です。
確かに、2か月間でD判定・E判定を覆して合格した事例はありますが、それはごく一部の話。真似をして同じ結果が出る保証はありません。
実際、D判定やE判定を取った生徒がそのまま第一志望校を受験した場合、十中八九、不合格になります。 少数の成功事例を元に「逆転合格が可能」と思い込むのは、リスクが高い選択と言えるでしょう。
中学3年生の10月以降でD判定・E判定が出てしまった場合、私は志望校を1~2ランク下げるようアドバイスします。 これは、合格の可能性を高めるための現実的な選択です。
しかし、どうしても第一志望校を受験したいという生徒には、こう伝えます。
「どんな結果であれ受験してみないと分からない。ただし、死にもの狂いで勉強しても合格できない可能性が高い。 それに、もしギリギリで合格しても、入学後の授業についていけないかもしれない。 それでも受験したいなら、どんな結果でも受け入れる覚悟はある?」
この言葉に多くの生徒は現実を受け止め、志望校を変更します。それもまた、賢い選択のひとつです。
それでも「絶対に第一志望に合格したい!」と強い意思を持つ生徒もいます。 そういった生徒には、妥協を許さない徹底した指導を行います。
「先生は負け戦はしたくない。でも君が全力で頑張るなら、先生も全力でサポートする。 ただし、少しでも手を抜いたり、怠けたら、それは先生への裏切りだと思って指導を辞めるよ。」
このように厳しい覚悟を共有し、具体的な学習法に取り組みます。 特別な勉強法ではなく、過去問を徹底的に活用し、不安な分野を一つずつ潰していくのです。
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実際に、D判定から逆転合格を果たした生徒の指導例もご紹介しています。
D判定・E判定を覆すために必要なのは、特別な方法ではありません。必要なのは以下の4つです。
これらが揃って初めて、逆転合格の可能性が生まれます。 特に、ネガティブな現実を突きつけられても志望校を変えない「根性」と、限られた時間を有効活用する集中力が大きなポイントです。
もちろん、全員が第一志望校に合格できるわけではありません。 実際は、その多くが合格判定通りの結果となるでしょう。 しかし、最後まで全力で挑戦することには、大きな価値があります。
高校受験は人生のゴールではありません。 簡単に自分の学力でも合格できる学校に目標を下げて楽に合格するよりも、第一志望に向けて全力で挑み、たとえ失敗しても得られる経験や成長のほうが、その後の人生で役に立つはずです。
D判定・E判定の壁は決して簡単に越えられるものではありません。 しかし、「強い気持ち」と「努力」、そして「周囲の支え」があれば、道は開けます。
仮に不合格になったとしても、第一志望校への挑戦を通じて、生徒自身の成長や自信につながる結果を得ることが、何よりも大切なのです。
(2016.3.20更新)
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