「入試の点数が第一」と言われることもありますが、実際には多くの高校で内申点が合否に直結します。 特に推薦入試や特色化選抜入試では、内申点の比重が大きく、一般入試でも内申点が基準に届いていなければ合格の可能性が低くなります。 「本番さえ頑張れば大丈夫」と考えず、冷静に現状を把握しておくことが大切です。
夏休みからの取り組みで十分に挽回が可能です。 2学期の定期考査で目標点に届くことを第一に考えつつ、1学期と2学期の内申点の平均が目標点を超えるように意識して計画を立てましょう。
例えば、目標が45点中33点で1学期が31だった場合、2学期で35を取れば平均で33になります。 35をとるためには、定期考査で75点で3だった理科と社会に力を入れようといった感じで、逆算して計画すると、現実的な目標が立てやすくなります。
内申点をあげる教科を絞り、底上げしながら、副教科も確実に伸ばす必要があります。2学期で高得点を取れば、平均で目標点に近づける可能性があります。
現実的にはかなり厳しい状態です。志望校を再検討が必要ですが、まずは内申点を1つでも2つでもあげれることで志望校の選択肢が増えます。 今の状況をしっかり整理し、少しずつできる対策を進めていきましょう。
2学期の定期テストで点数を上げるには、夏休みからの準備をしておく必要があります。
1学期定期考査後の授業で学んだことは、すべて2学期の中間テストに出題されます。 学校のワークが夏休みの宿題になっていることが多いので、有効活用してください。
社会、理科、英語などの暗記科目は、1学期の内容だけでなく、これから学ぶことになる次の単元も予習しておきましょう。 夏休み中に重要用語や単語・熟語を覚えておくことで、2学期の授業の理解度が増し、余裕をもって中間テストを迎えることができます。
数学や英語は積み上げ式の科目です。過去に学んだ内容をわからないままにしておくと、点数が伸び悩みます。 高校入試まであと6か月。学校から配られた夏の課題を利用して、苦手分野の復習をしておきましょう。
内申点をとるためには、副教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の点数を上げなければなりません。
副教科は期末テストの点数も大切ですが、授業態度がより通知表の点数に反映されます。 とくに注意が必要なのは以下の3つのポイントです。
期限内に提出をしておくこと。期限に1日でも遅れたら、無提出評価になると考えてください。 そうならないように、期限ギリギリでの提出は避けましょう。
ノートやレポートは丁寧に扱うようにします。記述の文字数は少なくならないように。枠がある場合は、最低でも7割以上は記述するようにしましょう。
当たり前ですが、私語やいねむりは厳禁。他教科の宿題をしていたり、ぼーっとしているのも絶対にダメです。 副教科は、受験に関係ないからと軽視する中学生は少なくありません。 そのような態度は、担当の先生にしっかりと伝わります。非常に印象が悪いので、真剣な気持ちで授業にのぞみましょう。
また、副教科で5を取っている人をお手本に、自分の態度や行動を改めるようにしましょう。
◇関連ページ◇
通知表で5をとるために必要なこと、授業中にしてはいけないこと、すべきことをまとめています。
通知表で4をとるための注意点、内申点が足りていない状態での入試への臨み方について書いています。
2学期に挽回するためには、1学期の反省をしなければなりません。 各教科において、反省点を書き出すようにしましょう。
〇内申点のチェックポイント
自分自身を客観的に評価することは難しいです。 少し厳しめに評価して、改善点を見つけるようにしましょう。
中学生が自力で改善点を見つけ、対策の計画を立てるのはとても難しいことです。 その場合は、生徒自身を客観的に評価できる立場の人に、アドバイスを求めましょう。
第三者から定期的にアドバイスをもらえる環境を整えることで、安心して受験期を支えられます。
1学期の結果だけで悲観する必要はありません。
内申点がどれくらい不足しているかを見極め、夏休みから計画的に取り組めば、2学期以降に挽回するチャンスがあります。 もし志望校を再考することがあっても、より多くの選択肢の中から受験校を選ぶことができます。
保護者の方がサポートの方向性を理解し、 具体的な行動につなげることで、お子さんは必ず前向きに取り組めるようになるでしょう。
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