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夏にE判定…逆転を可能にする考え方と行動

  夏にE判定だった女子生徒イラスト

受験の天王山とも言われる夏。模試でE判定が出てしまうと、焦りや不安に包まれてしまう生徒も少なくありません。 たしかに厳しい現実ではありますが、「ここからどう変われるか」で状況が大きく動くこともあります。 この記事では、夏のE判定をどう受け止め、どのように行動を変えるべきかを、プロ家庭教師の視点から具体的に解説していきます。

 
◇目次◇

今後を左右する7月の合格判定

E判定の中にも差がある!まずは自分の立ち位置を確認

「志望校を下げる」前に考えてほしいこと

今の勉強をそのまま続けるのは危険信号

「頑張っている」のはみんな同じ!戦略が必要!

オンラインよりも対面の個別指導・家庭教師

E判定は「今の姿」であって「未来の結果」ではない

 

今後を左右する7月の合格判定

受験生にとって、7月の模試は進路を考えるうえで非常に重要な意味を持ちます。 ちょうど本番の半年前というタイミングで、「現時点でどれくらいの位置にいるのか」が明確に見えるからです。

 

この時点でE判定が出てしまうと、不安になってしまうのは当然のことです。ですが、ここで焦って志望校を変えてしまうのは早計です。 大事なのは、E判定が出た「理由」と「これからどう行動するか」を冷静に見つめ直すことなのです。

 

E判定の中にも差がある!まずは自分の立ち位置を確認

模試の成績表を見ると、判定はA~Eで表されますが、実はE判定を取っている人の数はとても多いです。 志望校のレベルにもよりますが、受験者の半数以上がE判定ということも珍しくありません。

 

つまり、E判定の中にも「志望校にあと少し届かない上位層」と、「まだ基礎が十分でない下位層」が存在します。 まずは自分がその中でどのあたりに位置しているのかをしっかり確認しましょう。

 

たとえば、偏差値があと1~2上がればD判定に届くのか、それとも10以上差があるのか。これによって、今後の対策も変わってきます。

 

「志望校を下げる」前に考えてほしいこと

E判定という結果を目の当たりにして、「このままじゃ受からないのでは?」「志望校を下げたほうがいいのでは…」と不安になる方も多いでしょう。

 

しかし、まずは冷静になっていただきたいと思います。

 

E判定の理由は、基礎的な問題での取りこぼしが多いからという場合がほとんどです。つまり、仮に志望校を下げたとしても、その基礎のやり直しは絶対にしなければいけない課題です。

 

だから、今は志望校を変える必要はありません。変えるべきは「学習への向き合い方」です。

 

今の勉強をそのまま続けるのは危険信号

E判定になったということは、今の勉強法では成果が出ていないということ。 言い換えれば、「今のままの勉強を続けても結果は変わらない」という危険信号です。

この夏に見直すべきは、次の3点です。

学習時間

勉強時間がそもそも足りていますか?
ライバルたちと比較して十分な勉強量ですか?

学習方法

どのような勉強をしていますか?
その勉強を続けたら成績があがると自信を持って言えますか?

学習環境

勉強に集中できる環境は整っていますか?
ご家族は生徒の受験に協力的ですか?

 

夏は時間がある分、「変わる」チャンスです。同じことを漠然と繰り返すのではなく、本当にベストな勉強ができているかを見直しましょう。

   

「頑張っている」のはみんな同じ!戦略が必要!

模試のあと、「これからはもっと頑張ります」と言う受験生は多いです。ですが、それだけでは不十分です。

 

なぜなら、A~D判定をとっている生徒たちも、すでにもっと頑張っているからです。 「勉強量」だけでなく、「勉強の中身」を変えないと、順位は入れ替わりません。

 

やみくもに頑張るのではなく、「どうすればミスを減らせるか」「どこで点が取れるか」「何を最優先にすべきか」など、戦略的に考えて取り組むことが逆転への近道です。

     

オンラインよりも対面の個別指導・家庭教師

自力での学習に限界を感じているなら、個別指導や家庭教師を活用するのも選択肢のひとつです。 特に、ミスの傾向や勉強の癖の修正には、マンツーマン指導が効果的です。

 

ただし、オンライン指導はおすすめしません。 コロナ禍以降、オンライン指導のサービス提供が増えましたが、 細やかな対応という点では課題もあります。

 

成績が伸び悩んだとき、計算や記述のクセ、問題の取り組み方など、生徒の性格や習慣などに起因することが少なくありません。 オンラインだと、そのような細かな部分のチェックが難しく、根本的な改善がしづらいためです。 直接会って指導を受けることで、より丁寧な対応が可能になります。

 

E判定は「今の姿」であって「未来の結果」ではない

E判定は確かに厳しい現実かもしれません。 でも、それは「今この瞬間の学力」を示しているだけであり、半年後の結果を決めるものではありません。

 

半年間で大きく変化する可能性は十分にあります。志望校の再設定をするには、まだ時期尚早です。

 

大切なのは、今ここからどう変わるか。 「まだ夏だから」ではなく、「夏こそ変えるときだ」という意識で、第一歩を踏み出してください。

 

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