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D判定・E判定から逆転合格がおこる5つの要因

  過去問対策をする家庭教師と生徒のイラスト  

模試でD判定やE判定を突きつけられると、「もう無理かもしれない」と感じるのは自然なことです。 しかし、実際にはそこから合格をつかむ生徒が毎年少ないながらも存在します。 逆転合格は「奇跡」ではなく、いくつかの条件や要因が重なったときに起こる現象です。 このページでは、D判定・E判定から合格が実現する背景について、経験と事例をもとに解説します。

 
◇目次◇

要因1 判定と入試本番のズレ

要因2 志望校の入試問題に特化した対策

要因3 学力の転換点を超えるタイミング

要因4 学習環境の変化

要因5 潜在能力の開花

まとめ

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要因1 判定と入試本番のズレ

模試判定は「その模試の問題」に対する一時的な結果にすぎません。

 

・模試は標準的な問題構成を意識して作られており、志望校の実際の問題とは一致しない。
・判定は母集団(受験生の層)に左右されるため、同じ実力でも判定結果が変わる。

 

例えば、福岡で多く受けられるフクトの模試は、県立高校入試に沿った出題がされているため、 私立高校の合格判定の信用性は低い。 また、私立中学受験も同様で、塾の合格判定模試と志望校の入試の難易度や出題傾向が異なるため、 必ずしも合格判定通りの結果になるとは限りません。

 

実際に、私の教え子で、模試ではE判定でも本番で合格最低点を上回った生徒がいました。 模試と入試の出題傾向や難易度がズレていたため、結果的に逆転合格が起こったのです。

   

要因2 志望校の入試問題に特化した対策

志望校ごとに入試問題には「クセ」があります。

 

・一行問題など基礎的な内容を多く問う学校
・毎年、出題される問題がはっきりしている学校
・点数配分や難易度による問題の取捨選択が必要な学校

 

一方で、多くの中学生が受ける模試は、難易度も出題傾向も平均化されています。 ですから、模試で点数がうまく取れなかったとしても、 上記のような学校は上手く戦略を立てることで、本番で得点が大きく伸び、合格できるケースがあります。

 

特に私立中学校の入試はその傾向が強くあり、塾の模試で合格判定が悪くても、対策次第では合格できる可能性は十分にあると感じています。

   

要因3 学力の転換点を超えるタイミング

勉強をすれば、直線的に成績が伸びるわけではなく、ある時期に「転換点」を迎えて一気に伸びることがあります。

 

・基礎知識の積み重ねがつながり、理解が一気に進む
・苦手科目でコツをつかみ、他科目にも波及効果が出る
・模試では反映されていなかった力が本番直前に花開く

 

特に英語や算数・数学は積み上げ式の教科です。私自身もこれまでの指導経験のなかで、 突然のように成績が大きく伸び、驚かされたことが何度もありました。

 

勉強しても、その成果はすぐには成績に表れません。 模試を受けたあとに学力が急上昇する転換点を超え、成績が大幅にアップする可能性も十分にあり得ます。

 

要因4 学習環境の変化

環境を変えることで、停滞していた成績が一気に動き出すことがあります。

 

・個別指導で弱点をピンポイントで補強できる
・集団授業では埋められない理解の穴を解消できる
・家庭教師のサポートで学習習慣そのものが変わる

 

また、心理学や教育学の分野では、集団指導ではどうしても学習内容を理解できない生徒が一定数存在することが明らかになっています。 これは先天的な素質に起因する場合が多く、本人の努力ややる気だけでは改善が難しいケースもあります。

 

そのため、学校や塾の集団指導で伸び悩んでいた生徒が、家庭教師や個別指導塾を利用することで成績を大きく伸ばし、合格判定を覆すことが実際に起こり得るのです。

   

要因5 潜在能力の開花

一部の生徒は、眠っていた力が突然表に出るように急成長します。

 

・もともと高い思考力や記憶力を持っていた
・受験直前に「本気でやらなきゃ」というスイッチが入った
・短期間で驚くような成果を出す

 

例えば、私の高校時代のクラスメートは高3でE判定だった大学に現役合格。 その後も、日本屈指の難易度を誇る司法試験にも一発合格。

 

急激な飛躍の背景には、彼の潜在的な能力が存在しており、大学時代にIQが130以上あることがわかり、世界的に有名な高IQ団体であるMENSAの会員になりました。 これは持って生まれた能力なので再現性はありませんが、「潜在能力が一気に開花する生徒がいる」のも事実です。

   

まとめ

D判定・E判定からの逆転合格はなかなか起こることではありません。 それでも「判定と本番のズレ」「志望校ごとの出題傾向」「学習環境の変化」など、いくつもの要因によって合格が実現するケースは確かにあります。

模試でD判定・E判定が出たとしても、これから伸びる余地があるのであれば、諦めてしまうのはもったいないことです。 重要なのは、判定結果に一喜一憂するのではなく、その裏にある可能性を正しく判断すること。 学校や塾、家庭教師の先生に早めに相談することで、逆転合格を実現する打開策が見つかるかもしれません。

     

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