(9)受験に合格する方法「入試は敗者のゲーム」│福岡高校・修猷館高校に合格するためのメソッド│福岡の個人契約・家庭教師ふなきち

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(9)受験に合格する方法「入試は敗者のゲーム」

よく「合格する方法」、「点数の取り方」を教えてほしいと聞かれます。そのとき、私は「受験は敗者のゲーム」という話を話します。

 

そもそも「敗者のゲーム」とはどういうことなのでしょうか。

 

すべての競争は「勝者のゲーム」と「敗者のゲーム」に分けることができます。その違いについて、ここではテニスを例に出して説明します。

 

「勝者のゲーム」とは、プロのテニスであり、「敗者のゲーム」とは、アマチュアのテニスに例えることができます。

 

ウィンブルトン選手権に出場するテニスのエキスパートたちは、長いラリーの末に強力で正確なショットを放ち、敵の手の届かないところへ打ち込んで勝利をつかみとります。このような一流なプレーヤーはめったにミスをすることはありません。

 

一方で、アマチュアのテニスは、これとは全く異なります。素晴らしいショットやエキサイティングな長いラリーといったものはなかなか見られません。ボールはネットにかかり、ラインの外に出る。ダブルフォルトもよくあります。アマチュアテニスの勝者は敵をやっつけるミラクルショットを打つことはほとんどなく、相手が墓穴を掘って勝つことがほとんどです。

 

つまり、多くのアマチュア競技・競争は、如何に他者よりもミスを少なくするかが、勝利を手にするためのカギとなるわけです。

 

入試も「敗者のゲーム」の特性を持っています。難易度の高い問題に正解できるようになることよりも、多くの受験生が正解できる問題を落とさないようにするかが重要です。

 

例えば、福岡県立高校の数学の入試問題において、正解率10%未満の問題に正解できなかったとしても、 その他の問題できちんと得点できていれば、福岡高校や修猷館高校といった最上位校に合格する可能性は十分にあります。

 

しかし、正答率が50%を超える問題を落としてしまったり、防げたミスを連発してしまったりするようなら、不合格の可能性が高くなります。 つまり、合格するためには難易度の高い問題に正解できるようになるよりも、他の人がしないミスを避けることが重要というわけです。

 

入試当日の戦略も大切ですが、それ以上に大切なのは中学生活の過ごし方です。自分が目標とする水準に相応しい過ごし方ができているのかを考える必要があります。

 

学習時間は足りているのか、睡眠時間は短くないか、遊びすぎていないかなど、自分の状況を正しく把握し、不合格になる可能性があれば潰していかなければなりません。

 

自分の一つ一つの行動がミスにつながっていないか、他のライバルたちに勝利を捧げる行為になっていないかを省みてほしいと思います。

 

人は誰しもがミスをしてしまうものです。大切なのはそのミスを成長の糧に変えることです。ミスをしても見て見ぬふりをしてしまう、あるいはミスそのものに気がついてすらいない。それでは成長はできません。ミスに気がついて、きちんと対策をすれば、ミスは新たな伸びしろとなります。

 

定期考査後は試験結果に一喜一憂することなく、自らの行動や習慣を振り返るようにしてください。多くの人は何かしらミスを犯しているでしょう。同じことを繰り返さないように対策をたてることで、つぎの試験ではさらなる飛躍が期待できます。その繰り返しによって合格への道が切り開かれるのです

   

2024年6月1日更新

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