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博多女子中 特待入試|合格の5ステップと注意点

 

博多女子中学校の特待選抜入試で合格を目指すなら、早めの準備と正しい対策がカギになります。

 

「特待生に選ばれるには何をすればいいの?」
「過去問はどれくらいの点数を取れたらいいの?」

 

そんな疑問を解消するため、このページでは特待選抜入試に合格するための5つのステップをわかりやすくまとめました。 限られた時間の中でも合格をつかみ取るために、今できることから始めましょう!

 
◇目次◇

ステップ1 特待生制度を理解する

ステップ2 入試データをチェック

ステップ3 合格ラインを知る

ステップ4 各教科の攻略ポイントを知る

ステップ5 計画的に準備を進めよう

受験前に知っておくべきこと(注意点)

 

ステップ1 特待生制度を理解する

博多女子中学校には、特待生制度があります。これは、特待選抜入試で一定以上の成績を収めることで得られる特典です。

 

特待生制度の種類

特待生制度には以下の3つのランクがあり、成績によって支給額が異なります。

学力A:全額支給

学力B:半額支給

学力C:1/3額支給

 

特待生の資格は年度ごとに見直されるため、入学後も継続して努力が必要です。また、進路選択の際には学校と相談の上、受験校を決定することが求められます。

 

ステップ2 入試データをチェック

2025年の特待選抜入試は以下のスケジュールで実施されました。

入試日程

試験日
A日程 1月5日(日)
特待選抜 1月11日(土)

合格発表
A日程 1月8日(水)
特待選抜 1月14日(火)

 

募集人数と合格者数と倍率

A日程特待選抜
受験者数86名61名
合格者数74名48名
実質倍率1.2倍1.3倍

A日程と特待選抜あわせて募集人員は60名、A日程は86名が受験し、合格者は74名、実質倍率は1.2倍。 特待選抜入試は61名が受験し、合格者48名、実質倍率は1.3倍です。

 

この倍率は、他の私立中学校と比べると高くなく、きちんと準備をしておけば合格することは難しくありません。 しかし、公立高校入試の倍率と同じくらいの倍率であるため、油断は禁物です。

   

ステップ3 合格ラインを知る

教科別得点データ(特待選抜入試)

教科 試験時間 配点 最高点 受験者平均点
国語 50分 100点 99点 非公表
算数 50分 100点 97点 非公表
社会 2教科で50分 50点 45点 非公表
理科 50点 42点 非公表
合計 - 300点 283点 非公表
合格者最低点非公表
 

合格最低点は公表されていませんが、例年であればA日程が40%、特待選抜入試は60%程度です。そのため、博多女子中に合格するためには、国語、算数で50%以上。 さらに特待生を目指すのであれば、国語、算数、理科・社会で70%以上の得点ができるように対策しましょう。

 

試験の難易度は比較的平易ですが、苦手科目を作らないことが大切です。得意科目だけでカバーしようとせず、全教科でバランスよく得点できるように準備しましょう。

 

ちなみに2025年は私が指導をした生徒が特待生で合格することができました。 参考程度に入試前の状況を書くと、過去問は算数は80%~90%、国語と社会・理科は70~80%くらい。 これくらいの点数を安定して取れると、高確率で特待生での合格ができると思います。


◇特待生で合格した生徒の指導例

ステップ4 各教科の攻略ポイントを知る

国語

漢字:漢字検定の活用で効率的に学習

慣用句・ことわざ・熟語:出題頻度の高いものを重点的に暗記

文章読解:記述式回答の練習、選択肢の消去法を習得

その他:敬語や文法の問題も対策

 

算数

計算問題:分数・小数変換を素早く行えるようにする

割合、速さ、比の問題:食塩水や速さの問題に慣れる

図形:面積、体積、角度の計算を重点的に練習

特殊算:つるかめ算や植木算など中学受験の基本問題を網羅

 

社会

地理・歴史・公民がバランスよく出題

地理:農産物ランキング、工業地帯の生産量など

歴史:歴史上の人物、法令、改革など

公民:憲法、法令など幅広く出題

 

理科

幅広い分野を基礎的にカバー

入試説明会での指摘事項を中心に重点学習

 

面接

保護者同伴で5分程度。保護者同伴で行われるため、親子での準備が必要です。 子どもは「入学後の目標」や「これまで頑張ってきたこと」を、保護者は「お子様の性格」や「志望理由」などを問われる可能性があります。 どのような質問であっても、自分の言葉で考えを述べられるようにしましょう。

 

ステップ5 計画的に準備を進めよう

特待選抜入試で合格可能性を高くするためには、6年生の春から準備を開始しましょう。

 

1. 小学校の学習内容を一通り終える

2. 中学受験用の問題集で基礎を固める

3. 入試説明会に参加して最新情報を収集(6年生9月以降)

4. 過去問を繰り返し解いて実践力を養う(6年生11月以降)

 

特待選抜入試の過去問は、入試説明会で配布されています。5年生の時点で積極的に説明会へ参加することをおすすめします。

 

受験前に知っておくべきこと(注意点)

1. 偏差値が低いからと油断しない

中学受験の偏差値は特別な模試で算出されるため、小学校で常に100点を取るような成績上位の子でも、中学受験の模試では偏差値40台になることは珍しくありません。 そのため、受験対策はしっかりとしてください。

2. 小学校の授業だけでは不十分

入試では、特殊算や応用問題など、小学校では扱わない内容が出題されます。合格には、受験専用の教材や指導での対策が欠かせません。

3. 合格はゴールではなくスタート

特待生として入学しても、その資格が継続されるとは限りません。入学後に学年上位を維持するためには、合格から入学までの約3か月間は中学校の英語や数学を先取りしておくことが重要です。

 

これまでに学力B特待生3名、学力C特待生2名の合格者の受験をサポートしてきました。 受験勉強の進め方や特待選抜入試対策にご不安がある方は、無料相談もお気軽にご利用ください。受験に向けた具体的なアドバイスも行っています!


     
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