家庭教師ふなきちのウェブサイトトップ画像
家庭教師ふなきちのウェブサイトトップ画像2

【算数攻略法】博多女子中・特待選抜入試 対策ポイント

 

博多女子中学校の特待選抜入試では、算数の得点力が合否を大きく左右します。 計算スピード・文章題・図形・規則性など幅広い分野が出題され、ミスを抑えて安定して点を取る力が求められます。 このページでは、過去問の分析をもとに、特待選抜入試に向けた算数の効果的な対策ポイントを詳しくご紹介します。

   

ポイント1 計算スピードと正確性をあげる

特待選抜入試の算数の\(\fbox{1} \) は10問の計算問題で構成されています。 およそ30点分の配点であり、後半は難易度が高い問題も出題されますので、\(\fbox{1} \) は全問正解を目指しましょう。

 

そのためには、計算力を上げる必要があります。計算力をあげるために必要なことをいくつか紹介します。

 

暗算力を鍛える

\(18\times7 \)、\(23\times13 \)といったシンプルな乗法は暗算で正確に計算できるようにしておきたいです。

 

分数と小数の変換は一瞬で

\[\frac{1}{4}=0.25 \frac{3}{4}=0.75 \frac{1}{5}=0.2 \]といったよく出題される分数、小数の変換は見た瞬間にできるように練習しておきましょう

 

四則演算の法則は完全にマスター

交換法則、結合法則、分配法則は、四則演算の速さと精度をあげるうえで完全にマスターしておかなければなりません。

 

倍数の判定法を身に着ける

分数の約分をするときにタイムロスをしてしまいます。。そんなとき、倍数を瞬時に判定することができれば、ミスを減らすことができます。

◇倍数の判別法

2の倍数→1の位が偶数
3の倍数→各位の数の和が3の倍数
4の倍数→下二けたが4の倍数
5の倍数→1の位が0か5
6の倍数→2の倍数かつ3の倍数
8の倍数→下三けたが8の倍数
9の倍数→各位の数の和が9の倍数
12の倍数→3の倍数かつ4の倍数

 

2日に1度は演習を行う

計算力をあげるには、継続的な練習が必要です。 スポーツや楽器の演奏と同じように、できれば毎日練習を行うようにしましょう。 最低でも2日に一度は、問題集をつかって練習を行ってください。


◇おすすめ教材◇

見開き1ページに中学受験の基礎問題が10問ずつ、100日分掲載されています。 計算力だけでなく、基礎的な特殊算や図形問題を解く力が身に付きます。

下剋上算数

『中学受験テキスト 下剋上算数 基礎編―偏差値40から55への道』(産経新聞出版・桜井信一)


   

ポイント2 割合、速さ、平均、比、倍数・約数の文章題対策

\(\fbox{2} \) は、割合、速さ、平均、比、倍数・約数などの文章題で構成されており、問題数は7題、配点は20点分あります。 ほとんどが小学校の授業に即した基礎的な問題で構成されており、きちんと準備をしておけば、全問正解は難しくありません。

たまに植木算や仕事算といった小学校では馴染みの薄い問題が出題されますので、中学受験算数の基礎は押さえておきましょう。 以下のプリント類は、実際に特待選抜入試に合格した生徒たちに解かせた内容です。 基礎問題ですので、きちんと解けるように準備しておきましょう。

   

ポイント3 平面図形の問題は念入りに!

\(\fbox{4} \) は、毎年、平面図形の面積・周の長さ・角度の問題が出題されます。 6題出題されており、20点と配点も大きく、きちんと対策しておきたい分野です。

円に関する問題は、円周率の計算があるため、とくにミスがおきてしまうリスクが高まります。 問題を解くにあたって×3.14の計算は分配法則を使って、最後にまとめて計算するなどの工夫が必要です。

平面図形の問題は、小学校で学ぶ水準を大きく超えているため、中学受験用の問題集を用いて、きちんと練習をしておきましょう。

   

ポイント4 \(\fbox{3} \) と \(\fbox{5} \) は(1)を確実に取りに行く

\(\fbox{3} \) と \(\fbox{5} \) は、数列、周期算、規則性、空間図形などから出題されます。 注意すべき点は、「(1)の答えをもとに(2)や(3)を解く形式の問題」が出題されることです。 つまり、(1)で求めた答えが間違ってしまっていたら、(2),(3)の解き方が正しかったとしても、正解にたどり着くことができません。

(1)の問題はそれほど難しくないため、ミスなく確実に正解できるよう、慎重に取り組みましょう。 また、(2),(3)が上手く解けないとき、それは(1)で間違っていたからという可能性もあります。 常にその可能性を頭の隅においておくようにしましょう。

   

ポイント5 過去問は12月になってから!

数年分の過去問は、一通り勉強が終わった12月から行うようにします。

過去問を行う目的

1 入試問題の雰囲気をつかめる

2 時間配分や問題を解く順序などの確認ができる

3 最後の確かめができる

 

まだ、演習が十分ではないのに、過去問を解こうとする受験生がいますが、それは間違いです。 十分な学力が身についていないのに、過去問を解くのは意味がありません。時間がもったいないです。

 

私は過去15年分の問題を保有しており、教え子には必要に応じて早い段階から活用させています。 しかし、上に記述した理由から過去5年分の過去問に関しては、12月に入ってから解かせるようにしています。

 

ほとんどの受験生は数年分の過去問のみを解いて受験に臨むわけですから、過去問を解くタイミングは最後の仕上げのときです。

 

おわりに

博多女子中の特待選抜入試は、しっかりと対策を立てれば十分に合格を狙える内容です。 出題傾向を把握し、基礎を大切にしながら弱点を一つずつ克服していきましょう。 「何を」「どの順で」「どれくらい」やればよいか不安な方は、 無料相談もぜひご活用ください。

   

2025年1月31日更新

 

◇家庭教師ふなきちのサービスの特徴◇

  • 完全1対1だから「わかる!」「できる!」
  • 15年間で培った高い指導力・豊富な経験則
  • 指導料と交通費だけ!安心な料金体系!
  • 教材販売なし!配布プリントは完全無料!
 

◇こんな生徒さんにおすすめ!◇

  • 「難関校の算数の問題が上手く解けない」
  • 「塾での成績が伸び悩んでいる」
  • 「習い事と両立しながら中学受験したい」
  • 「苦手教科を集中的に克服したい」
 

無料体験授業も実施中です!
まずは トップページ をご覧いただき、サービス内容をご確認ください。

 

◇関連ページ◇

特待生制度、受験対策、受験スケジュールなどを詳しくまとめています。

 

博多女子中学校の受験準備を進める際には、まず全体の特徴を把握し、その後、具体的な指導例も参考にしてください。

 
© 2025 Funakichi Katekyoshi. All rights reserved.