博多女子中学校は、地元の中学に進むかどうかに迷っているご家庭にとって、魅力的な選択肢のひとつです。
「どんな学校なの?」
「公立高校進学に有利って本当?」
そんな疑問にお答えするため、このページでは博多女子中学校の特徴や魅力、志望理由として選ばれる理由をわかりやすくまとめました。 志望校選びを考えるうえで、ぜひ参考にしてください!
博多女子中学校は、福岡市東区にある私立の女子中学校です。この学校の特徴は、中高一貫校ではなく、 高校進学時に公立トップ高校や難関私立高校への受験を視野に入れた授業を行っている点にあります。
高校への進学実績も優れています。毎年、福岡高校、修猷館高校、筑紫丘高校、香住丘高校といった公立上位校に10名程度、 昨年度は久留米大学附設高校に2名、さらに長崎青雲高校、弘学館高校、早稲田佐賀高校など難関私立校にも合格者を輩出しています。 一学年の生徒数が50~60名程度であることを考慮すると、かなり高い実績と言えるでしょう。
学費も他の私立中学と比べて比較的リーズナブルで、特待生による授業料免除制度も充実しています。 また、親族に同校出身者がいる場合や、受験生本人が系列の福岡文化幼稚園を卒業している場合には、制服(夏服・冬服)が無料で提供される特典もあります。 私立中学校としては、経済的負担が軽い学校のひとつと言えるでしょう。
博多女子中学校の受験対策について詳しく知りたい方は、下のまとめページをご覧ください。
これまで私が指導してきた中で、博多女子中学校を志望した生徒たちの主な志望動機を以下にまとめました。
博多女子中学校では、公立高校や他の私立高校への進学を目指すためのカリキュラムが整備されています。 これにより、中学-高校の間で学習意欲が低下する「中だるみ」を軽減し、目標を持ちながら学習を進められる点が魅力的だったようです。
ある生徒の兄が通っていた地元の中学校では、生徒の問題行動が目立ち、学校や学年全体で集会が繰り返されるような状況でした。 この影響で授業が遅れたり、試験直前に慌ただしく進められるなど、学習環境が整っていないことが理由でした。
また、第4学区内は、東区照葉、新宮、福津など都市開発で人口が増え子どもが多い地域でもあります。 しかし、公立中学校ではそれを受け入れるだけの環境が十分に整っていないため、私立を目指したいとおっしゃる保護者の方もいらっしゃいました。
地元の公立中学校までは徒歩で片道40分かかり、自転車通学が禁止されていたため、往復で1時間半もの時間を通学に費やす必要がありました。 一方で、博多女子中学校への通学時間は40分以内で済み、電車の中では読書や勉強ができるという利点がありました。
もともとは共学の私立校を志望していた生徒も、小学校で男子によるトラブルを経験したことをきっかけに、女子校で学びたいと考えるようになりました。
◇実際に博多女子中学校に合格した生徒たちの指導例
福岡の私立中学校といえば、大濠中学や西南学院中学などが有名です。 これらの学校でも他の高校を受験することは可能ですが、基本的には6年間在籍することを前提としたカリキュラムが組まれています。
一方で、博多女子中学校は、公立トップ校である福岡高校、筑紫丘高校などの御三家や、久留米大学附設高校、長崎青雲高校といった難関私立校への進学を目指すカリキュラムが特徴です。 福岡県内で、このように柔軟な進路選択が可能な中学校は少ないため、特に公立高校進学を目指す場合には貴重な選択肢となります。
博多女子中学校の2024年の高校進学実績を知りたい方は、以下のページもご覧ください。
博多女子中学校は、学力向上だけでなく、進学先の幅広さや学費負担の軽さなど、多くの魅力を備えています。 地元の中学校に不安を感じている方や、公立高校進学を目指している方にとっては、進路の幅を広げる良い選択肢となるでしょう。 受験を検討されている場合は、一度学校説明会やオープンスクールに足を運んでみてはいかがでしょうか?
博多女子中学校受験や学習計画にご不安がある方は、無料相談もお気軽にご利用ください。
2017年8月30日更新
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