志望校に合格するために必要な偏差値と現状の偏差値が10以上離れている方からご依頼は少なくありません。 その際の考え方や勉強法について、私の考えを書きたいと思います。
結論から言うと、偏差値を10あげることは可能です。実際に過去に指導した生徒で偏差値が10あがった生徒は何人もいます。 ただし、誰しもが簡単に10あがるわけではありません。期間や条件などさまざまな要素があわさったときに偏差値が大きく上昇します。
偏差値は「平均からどれだけ離れているか」によって決まります。
偏差値40→下位約16%
偏差値50→平均レベル(50%)
偏差値60→上位約16%
例えば、偏差値を40から50にあげるのであれば、1学年200人の学校であれば、200人中172位から100位まで、72人抜きをしなければなりません。 偏差値50から60にあげるのも同様に、200人中100位から28位まで順位を上げる必要があります。
これだけの順位をあげるのは至難の業で、相当な覚悟を持って勉強しなければなりません。
私が考える偏差値を10アップするのに必要な期間は以下の通りです。
※毎日2~3時間以上の学習が前提。
目安:6か月 難易度:普通
・基礎の抜けが原因で伸びていない場合が多い
・勉強の習慣がないため、1日3時間程度を半年以上つづける覚悟が必要
・正しい勉強法に変えることで急伸することあり
・特に暗記科目に力を入れることで成功率が上昇
目安:6か月~1年 難易度:難しい
・勉強量だけでなく質の改善も必要
・標準問題に対応するため基礎力の向上が必須
・丸暗記に頼った学習では伸び悩む
・ケアレスミスを無くす努力も必要
目安:1年以上 難易度:激難
・圧倒的な演習量が必要
・量をこなすための効率性が求められる
・思考力・処理速度が求められるため長年の積み重ねが必要
・自分に厳しくできるメンタルの強さが必要
・あらゆる場面で成績向上につなげようとする抜け目の無さ
偏差値を10あげるためには、順位を大幅に上げなければなりません。高い偏差値を目指すほど、追い越さなければならないライバルたちもより手強い相手となり、その難易度があがります。
また、偏差値30→40にあげるのは、かなり難易度が高いといえます。 偏差値30の水準の生徒は、小学校で学ぶ内容がほぼ定着していない、勉強の習慣がまったくない、勉強から逃げる癖がついているなど、成績低迷の原因が深刻な場合が少なくないからです。
難易度:普通
・授業で進んだ単元量が少ないため復習が比較的容易
・危機感を持って勉強しているライバルが少ないから順位の入れ替わりが起こりやすい
・結果が出てモチベーションがあがりやすく、ぐんぐんと成績があがる子もいる
難易度:普通~難しい
・復習をするのに時間がかかる
・苦手意識が強く出ていると成績があがりにくい
・生徒が危機感をもって取り組めば急伸することも少なくない
難易度:難しい~激難
・復習にかなりの時間を要する
・みんな勉強するため、順位の入れ替わりが起こりにくい
・結果が出づらいためモチベーションの維持が大変
・入試までの期間が短いため間に合わない可能性あり
中2の終わりや中3になると、他の中学生たちも本気モードで勉強を始めるため、順位の入れ替わりが起きにくくなり、偏差値が上昇しにくくなります。 そのため、勉強をしても成果があらわれない感覚に陥り、モチベーションを保てなくなる生徒も少なくありません。
また、勉強をしてから成果があらわれるまでには、半年以上はかかるため、志望校の変更を余儀なくされるケースもあります。
このように、偏差値を10あげるためには、できるだけ早く勉強を始める必要があります。 志望校合格のために「勉強をはじめないと!」と思った時には、タイムリミットを過ぎていたということがないように、早め早めに勉強をはじめましょう。
偏差値を10あげることは理論上は可能ですが、現実的にいうとほぼ上がらない状態の中学生はいます。
① 勉強時間が絶対的に足りていない
普段の生活において、1日30分も勉強していなかったり、テスト前でも1時間そこそこで根をあげてしまったり、 長時間の勉強をする体力、精神力が備わっていない場合は、成果があらわれません。
② 睡眠時間を削って勉強時間に当てている
「勉強しているのに成績があがらない」と訴える生徒にありがちな理由です。 偏差値をあげるためには勉強の質を上げなければいけません。睡眠不足で疲れている脳と身体で、質の高い勉強はできるでしょうか? 偏差値をあげるためには、7時間以上の睡眠の確保はマストです。
③ スマホやゲームを毎日1時間以上している
スマホやゲームをすることでストレス解消をして、勉強に取り組もうとする生徒がいます。 しかし、医学的・心理学的には、スマホやゲームは勉強の妨げにしかなりません。 勉強に必要な集中力と体力は、スマホやゲームを操作することでしっかりと消費されてしまいます。
④ やり直ししない・知識の定着を確認しない
解いたら解きっぱなしでやり直しをしない生徒、知識が定着したかの確認をしない生徒は学力があがりません。 勉強をすることは、偏差値をあげるための手段であって、それ自体が目的になったら意味がありません。 「勉強はしましたが、何も得られるものはありませんでした!」ということがないように。
⑤ 基礎部分がボロボロだと知識を積み上げらない
成績が低迷している生徒の多くは、その単元だけでなく、中学生の初めのころ、あるいは小学生の段階から知識の抜け落ちが見られます。 土台となる基礎部分がボロボロだと、時間をかけて勉強しても知識が積み上がりません。そのため、土台部分から作り直しの必要があります。
⑥ プライドが邪魔して素直さを失っている
プライドが高すぎるため、まわりからのアドバイスを素直に受け取れない生徒も偏差値があがりません。 また、見栄を張って「わかっているつもり」になったり、「できるふり」をする癖がある生徒は要注意です。
⑦ 自宅に勉強環境が整っていない
ここまで説明した通り、偏差値を10あげるのには、多くの勉強時間が必要となります。 勉強時間を確保するためには、自宅での勉強が必要不可欠です。 自宅が勉強に集中できる環境が整っていない場合は、大きく学力を向上させることはできません。
「偏差値を10あげる」という達成が難しい目標に対して、家庭教師の指導は相性が非常に良いです。
① 生徒の復習ポイントを正確に特定できる
・どこがわかっていないのか
・どこからわかっていないのか
これを見誤ると、いくら努力をしても空回りしてしまうことになります。 偏差値が大きくあげるためには、今の単元よりも「理解が十分ではない、穴が空いている単元」の修復を優先する必要があります。 家庭教師は学年を無視してピンポイントで復習を行うことができます。
② 生徒のミスを徹底的に分析できる
偏差値を10あげるためには、知識をつけるだけでなく、ミスを減らして効率よく得点する必要があります。家庭教師の場合、生徒の答案の間違いの分析を徹底することができます。 また、問題を解く様子をじっくり観察することができるため、間違いにつながる良くない癖や習慣をピンポイントで改善することができます。
③ 宿題の管理/勉強の進捗チェックがで介入できる
「何をやればよいのかわからない」生徒は多くいます。家庭教師であれば、「あなたは古文が弱いから古文単語を覚えることを優先しよう」 「キミは英語の文法が定着していないから、このプリントを覚えるところから始めよう」といった具合に個別に的確な支持を行うことが可能です。
さらに進捗チェックして、宿題の量を調整したり、授業内でテストを行うことで勉強の動機付けをしたり、柔軟な対応で勉強をサポートすることができます。
④ 生活・学習習慣の改善まで介入できる
家庭教師は生徒の自宅での指導を行うため、勉強を環境を整えるといった介入が可能です。 例えば、勉強中はスマホは別の部屋に置いておくことや、部屋に気が散るものが多すぎること、そういった勉強を効率的に行ううえでの指摘ができます。
以前、生徒から「ゲームがあって集中できないから入試が終わるまで先生が預かってください。親が隠しても探して遊んでしまう衝動が抑えられないので…」と頼まれて、 ゲームを預かっていたことがありました。このような介入ができるのも家庭教師の特徴と言えるでしょう。
⑤ 心理的なサポートがしやすい
家庭教師は完全一対一であるため、生徒との距離が近く、心理的なサポートを行いやすいという特徴があります。
・自信を無くしてネガティブになっている生徒には前向きになれるように。
・焦りを感じている生徒には不安を軽減して落ち着くように。
・上手くできるようになって気が緩んでいる生徒には緊張感をもって勉強できるように。
心理的に良い状態を保つことは、偏差値をあげるうえでとても重要です。 経験豊富な家庭教師であれば、対話を通じて生徒の不安を解消し、良い緊張感を保つサポートができ、偏差値アップの成功率を高めることができます。
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