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論語で成績アップ!「人の生くるや直し」素直な心で聞く耳を持つことの大切さ

素直な心で聞く耳を持つことの大切さ

子曰く、人の生くるや直し。之れ罔くして生くるや、幸いにして免るるなり。
(しのたまわく ひとのいくるやなおし。これなくしていくるや、さいわいにしてまぬがるるなり。)

 

この言葉は、次のような意味です。

先生がおっしゃった。
人が生きていられるのは、素直な心を持っているからである。
もしその素直さなければ、運よく危険を免れて生きているにすぎない。

 

私はこれまで、さまざまな学力レベルの生徒を指導してきました。 その中で強く感じているのは、成績が伸びない生徒には「共通する特徴」があるということです。

   

たとえば、こちらが「ここはこういうふうにするといいよ」と助言をしても、次のような返答が返ってくることがあります。

 

「学校の先生は違う方法でやれって言ってました。」
「自分は○○をしないといけないから、その方法はできません。」
「それはめんどくさいのでやりません。」

 

これらの返答に共通しているのは、「やりたくない」という気持ちです。 たとえ勉強時間が長くても、このような気持ちであれば、知識も入らず、力も伸びていきません。

成績が伸びる子の特徴は“素直さ”

逆に、学力が高い生徒は、アドバイスにきちんと耳を傾けます。

 

学力を上げるためには、もちろん勉強時間を増やすことも大切ですが、 それ以上に、「まずは受け入れてみる」「聞いてみる」という姿勢の在り方が、根本的な土台になります。

成績アップの第一歩は“素直な耳”から

論語の言葉にあるように、「人の生くるや直し」=人は素直さによって生かされている。 これは、現代の学びの姿勢にも通じるものです。

 

ぜひ一度、お子さんが「助言にどう向き合っているか」を振り返ってみてください。 成績アップのヒントは、勉強法よりも「素直な心」にあるかもしれません。



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