個人契約|福岡の家庭教師ふなきちの「下原小 小5春から開始【博多女子中 特待 合格】」(福岡市 私立中学校受験 西南中、大濠中、上智福岡中、高校受験)

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下原小 小5春から開始【博多女子中 特待 合格】

最初に私のところにご依頼のメールが来たのは、5年生の春ごろでした。4年生のころから、福岡で有名な進学塾に通っており、その当時は「西南中」「上智福岡中」を目指していました。

 

ただ、生徒の本人はとても物静かな性格をしており、積極的に塾講師に質問することを苦手としていたことや塾の雰囲気に馴染めなかったそうで、 それを塾側に相談すると「このままでは中学受験を乗り越えるのは難しいのでは」と言われ、同塾が運営している個別指導を勧められたそうです。

 

しばらくは個別指導を受けていたのですが、そのときの塾の対応と個別指導の料金の高さが気になり、退塾を決意。それと同じ時期に、私のホームページを見つけ、ご依頼のメールをいただきました。

最初は、塾で使用していたテキストを用いて授業を行っていました。 それから四谷大塚のテキスト、学習研究社の応用自在を用いて、週2回のうち1回は算数、2回は理科、社会を交互に行っていました。 また、当時は西南学院中、上智福岡中への進学を希望していたため、それらの過去問の傾向に合った問題を織り交ぜながら指導をしていました。

 

6年生夏ごろまで、西南学院中、上智福岡中を受験する予定で指導を行っていましたが、 小学校で一部の男子児童の言動が問題になったことがあって、女子校への進学を目指したいと進路を変更することになりました。

 

その後、幾つかの女子中学校のオープンスクールに参加してみて、「博多女子中学校」を第一志望にしました。 自宅から30分以内に通えることと、公立校を含む外部の高校への進学も積極的に行えること、さらに特待選抜制度が充実していたことにより、 親御さんも前向きに受験を検討されたようでした。また生徒本人は、「トイレが綺麗で制服が可愛かったから」が決めてだったようです。

 

12月になってからは、市販されている博多女子中学校の過去問(国、算)、秋ごろの入試説明会で学校から配布された特待選抜用の過去問(国・算・理・社)をメインに、西南学院中、上智福岡中、自彊館中などの過去問を織り交ぜながら指導を行いました。

入試の実施日は、A日程が1月6〜10日の土日、祝日あたりで、特待選抜がその翌週だった思います。私の教えていた生徒は、特待生での入学を希望していたため、A日程と特待の単願で受験をしました。

 

受験科目は、特待選抜を希望する生徒は、国語(100点)、算数(100点)、理科・社会(各50点の合計100点)です。 一方、A日程は国語、算数の2教科のみです。

 

試験の難易度について、他の私立中学校と比べたら、比較的易しい水準となっています。 とはいっても、私立中学の受験対策を行っていなければ、対応できない問題も多くあります。

 

基礎的な問題を繰り返して解いておけば、十分に対応可能だと思います。

算数
計算は比較的よく出来ていたため、図形や特殊算に力を入れる。
ただ、入試の難易度は比較的易しいため、あまり掘り下げることなく、浅く広く指導する。 図形の周の長さや面積については、分配法則を利用して効率よく解くように指導。
分数→小数、時間、速さの単位変換、整数の2乗の暗記

 

国語
漢検を利用して漢字の学習を行う
四字熟語、慣用句、ことわざなどは小テストを行って指導する
問題集を利用して、読解問題、敬語や文法の学習

 

社会
中学受験用の基礎的な問題集を用いて学習を行った
社会に関しては、都道府県名、県庁所在地、山、川、平野などの暗記。
また、一問一答形式のプリントを用いて、繰り返し覚えるように指示

 

理科
中学受験用の基礎的な問題集を用いて学習を行う
自宅での学習ではお兄さんの中学校の教科書や問題集を利用する
星座や微生物の名前など暗記

 

算数と国語の点数配分が大きいため、まずは算数と国語の学習を進めて、6年生になってから理科・社会を行うようにした。

 

6年生の10月ごろから、算数と国語のA日程の過去問を利用しての学習を行う。 過去問を解き始めた当初はケアレスミスが目立ったため、ケアレスミスをしたときはその詳細をノートに記録するように指導した。 12月に入って特待選抜入試の過去問を解き始める。

 

入試直前は、過去問と模擬問題を解き、点数と間違った分野を記録し、それに沿った課題を宿題として出しました。 「わからないことをわかるようになるのが勉強。問題を解いて、間違ったり、わからなかったらラッキーなこと、喜ぶべきことなんだよ」と繰り返し言い聞かせていました。

 

受験生の中には、過去問や模擬問題が解けなくて、落ち込んだり、場合によっては泣き出す子がいます。その時間が非常にもったいないです。ポジティブシンキングが重要です。

 

そして、テスト当日を迎えました。同じ小学校の同級生も受験していたこともあり、あまり緊張はしなかったそうです。 保護者同伴の面接も5分程度の短い時間で、それほど堅苦しいものではなく、小学校で頑張ったことや入学後の目標を聞かれたそうです。

 

結果は見事に合格。学費の半分が免除される特待生に選ばれました。

私の指導では、私立中学受験をせずに公立中に進学する生徒は、小学校のうちから先取り形式で数学と英語を学習していきます。 そのため、合格発表後にはすぐに数学と英語の学習を始めました。

 

入学時、1年生で学ぶ内容の1/3くらいは学習を終えている状態にすることを目標に、 合格発表から入学までは数学と英語を急ピッチで進めていきました。

 

中高一貫の私立中学の場合は、大学入試まで6年間の時間があります。 しかし、博多女子の場合は、3年後には再び入試を受けなければいけません。 そのため、合格はゴールではなく新たなスタートで、 中学受験をしていない子たちのなかには、すでに高校入試に向けて何歩も前に進んでいるということを繰り返し伝えました。

 

さすが中学入試を乗り越えただけあり、受験をしていない子と比べると理解の速さが圧倒的に早かったです。 目標である福岡高校への合格を目指して、今後さらなる飛躍をしてもらえるようにサポートしていこうと思います。

 

2017年9月9日更新

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