博多女子中(特待生B)合格 〜5年生6月から指導開始〜│個人契約の家庭教師ふなきち

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博多女子中(特待生B)合格 〜5年生6月から指導開始〜

 

【ご依頼の背景】

(ご依頼時期)
 5年生の春

(以前の状況)
 4年生のころから福岡で有名な進学塾に通い、「西南中」や「上智福岡中」を目指していた。

(生徒の性格)
 とても物静かで、積極的に質問することが苦手。

(塾での対応)
 塾での成績が伸び悩んでおり、保護者の方が「塾で生徒本人が講師に質問ができないこと」などを相談。 その際、塾側から「中学受験を乗り越えるのは難しい」との助言があり、個別指導を勧められたが、料金の高さや対応に不満を感じ、退塾を決意。

 

【私へのご依頼】

同時期に私のホームページをご覧いただき、メールでご依頼が入りました。保護者様は、生徒の適性や環境を鑑み、よりきめ細かな指導を求めておられた。

 

【最初の指導内容】

(教材・テキスト)
 塾で使用していた四谷大塚のテキストに加え、学習研究社の『応用自在』を採用

(指導頻度)
 週2回(1回は算数、もう1回は国語を指導)

(志望校)
 当初は西南学院中、上智福岡中を目標に、過去問の傾向を取り入れた指導を実施

 

【志望校変更の経緯】

(きっかけ)
 6年生になったころに小学校で一部の男子児童の言動が問題視されたことや女子校出身の親御さんの勧めで女子校への進学を希望するようになる。

(結論)
 いくつかの女子中学校のオープンスクールに参加し、「博多女子中学校」を第一志望に決定

(志望理由)
・外部高校(公立・私立)への進学可能であること
・自宅から30分以内で通えること
・特待選抜制度が充実しており、学費の負担軽減が可能
・生徒本人は「トイレが綺麗で制服が可愛い」という、魅力にも惹かれた

 

【12月以降の指導】

市販の博多女子中学校過去問(国語、算数)や、入試説明会で配布された特待選抜用過去問(国・算・理・社)を中心に、 さらに西南学院中、上智福岡中、筑紫女学園中などの過去問からも算数の小問集合や熟語・慣用句の問題などを抜粋して、指導の幅を広げた。

 

【実施日・受験形式】

(入試日程)
 A日程 1月5日(火)、特待選抜 1月9日(土)

(受験形式)
 A日程: 国語100点・算数100点の2教科のみ
 特待選抜: 国語100点、算数100点、理科・社会各50点(合計300点)
 (A日程、特待選抜ともに親子面接)

 

【試験難易度】

私立中学の受験問題の中では、比較的易しい水準の問題設定ですが、私立中学受験対策を行っていなければ対応が難しい問題も存在。 基礎的な問題を繰り返し解くことで、十分な対策が可能

 

【算数】

得意分野の強化: 計算力は優れていたため、図形問題や特殊算に重点指導

浅く広く問題に取り組み、分配法則を活用した効率的な解法を指導

分数・小数、時間・速さの単位変換、整数の2乗の暗記を徹底

 

【国語】

漢字学習: 漢検を活用し、四字熟語、慣用句、ことわざを小テストで確認

読解力強化: 問題集を用い、読解問題、敬語、文法の基礎固めを実施

 

【社会】

基礎固め: 中学受験用の問題集で都道府県名、県庁所在地、山・川・平野などを暗記

反復学習: 一問一答形式のプリントで、確実な記憶定着を図る

 

【理科】

教材: 中学受験用の基礎問題集を利用

学習方法: 第一志望校を博多女子中に設定してからは、家庭での学習時には兄弟の中学校教材も活用し、星座や微生物の名称などを暗記

 

【全体のスケジュール】

6年生の春頃まで: 基本的な指導は西南学院中、上智福岡中向けの内容で実施

6年生7月以降: A日程の過去問を中心に算数・国語の対策を開始。初期はケアレスミスが目立ったため、ミス記録ノートを活用

12月: 特待選抜入試用の過去問演習に着手し、国語、算数ともに7割以上を目標に最終調整を実施。前年の特待選抜入試の算数の過去問では、満点を取ることができた。

【受験直前の対策】

・過去問と模擬問題を中心に、各教科の点数や間違い分野を記録

・改善点を伝えて、家庭での復習を徹底
(「わからないことがわかるようになるのが勉強」というポジティブなメッセージを繰り返し伝えた)

 

【当日の様子】

・同じ小学校の同級生も受験していたため、リラックスした雰囲気で臨むことができた

・保護者同伴の面接も短時間(約5分)で、小学校生活の思い出や入学後の目標について質問された

 

【合格結果】

見事に合格!さらに、学費の半分が免除される学力B特待生に選ばれる。

 

【合格後の学習計画】

・重点教科
中学入試を経由せず公立中に進む生徒は、小学校のうちから先取り形式で数学・英語を学習。

・短期間での対応
合格発表後、すぐに数学と英語の指導を急ピッチで開始し、入学前に1年生の内容の約1/3をマスターすることを目標にする。

 

【今後の展望】

博多女子中学校は私立中学でありながら、完全中高一貫教育ではなく、3年後には再び高校入試が受験しなければいけません。 合格はゴールではなく、新たなスタート。保護者の方からは春からも継続して指導を希望されたため、 生徒には、今後の高校受験に向けたさらなる飛躍を期待して、継続的なサポートを実施中です。

 

2017年9月9日更新

 

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