四日市高校【三重大学医学部看護学科 数1A・2B センター試験45%→75% 】(福岡市 私立中学校受験 西南中、大濠中、上智福岡中、高校受験)

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四日市高校【三重大学医学部看護学科 数1A・2B センター試験75% 】

高校2年の夏から指導。 県立の進学校(偏差値60程度)の文系クラスに在籍し、三重大学医学部看護学科を志望。 得意科目は英語で、苦手科目は数学。中学・高校1年次には、オーストラリアにホームステイに行った経験あり。

     

中学時代から数学に苦手意識があり、模試では数1Aが半分以下であった。また、数学2Bの複素数、ベクトルの授業についていけずに、定期考査では赤点の水準。 このままでは試験科目に数学が含まれる三重大に合格できないと思い、家庭教師センターを通して依頼。 看護科のボーダーであるセンター試験の得点率70%以上を目標にし、週2回120分で数学だけを指導した。

     

指導を始めて、生徒本人の高校数学に対する苦手意識が強すぎることが気になった。 話を聞いてみると、1年次に学校での授業で国立2次レベルの高難易度の問題を取り扱っていたため、自分にはまったく理解ができないという気持ちになっていたようだ。

     

そこで、数学への苦手意識を小さくするために、簡単な問題集を用いて繰り返し演習問題を解いてもらった。 また、センター試験で70%以上を取るためには、学校で使用している青チャートの高難易度の問題は解けるようになる必要がないことも繰り返し伝えた。

     

まずは基礎的な問題を確実に解けるようになることを目標にし、教科書の問題を2回解くように言った。 2回解いて間違えた問題は印をつけさせ、何も見ずに解けるようになるまで、しつこいくらい何度も解かせた。

     

指導開始直後は成功体験をしてもらいたいので、学校の授業範囲であるベクトルの問題を基礎問題に絞って指導した。 前回の定期考査の問題を見せてもらうと、その8割が基礎的な問題で構成されているため、教科書の問題を繰り返し解くようにした。

     

9月終わりの2学期の中間考査は数学2,Bともに50点台で、1学期の期末と比べるとどちらも20点以上アップ! 短期間だったが結果が出たので一安心。中間が終わってからは、数1Aの始めから学校で使用した教科書を用いて、繰り返し演習問題を進めていった。

     

その後、11月の模試ではどちらも平均点は下回っているものの、夏の模試と比べると成績が上昇した。

     

3年生になってからは、数学の点数があがってきたため、週2回の指導を1回に変更する。 「難しい問題は解く必要はない。難易度を見極め、解ける問題を確実に!」をスローガンに、センター試験対策用の問題集をコツコツと解いていった。

     

センター試験本番は数学は75%程度で、全教科では80%に少し足りない程度の点数であった。 十分に合格可能であると判断し、当初の予定通り三重大学医学部看護学科に願書を提出する。

     

三重大学の2次試験とすべり止めで受験した愛知医科大学の受験科目は、英語(必修)と国語(選択)のみであったため、私の指導はセンター試験対策のみで終了し、それ以降は中学生の妹の指導へ。

     

もともと英語が大好きで、何年もホームステイ先で知り合った外国人の友人とメールやパソコンでボイスチャットをしたり、 さら休日にはキリスト教の教会の神父さんに英語を習いにいくような自発的な生徒であったため、2次試験の英語はまったく不安はないようだった。 「二次試験の英語は簡単でした」という何とも頼もしい言葉の通り、無事に愛知医科大学、三重大学ともに合格。

     

大学では、日本在住の外国人たちが安心して医療を受けられるように、看護に加えて英語やスペイン語を学び、ヨーロッパに留学もしてみたいと抱負を述べていた。

     
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