福岡の個人契約・家庭教師ふなきち 論語で学ぶ内申点対策@ 成績が良い生徒の実力を知ろう│「人の己を知らざるを患えず。人の知らざるを患うるなり。」(福岡市 私立中学校受験 西南中、大濠中、上智福岡中、高校受験)

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論語で学ぶ内申点対策@ 成績が良い生徒の実力を知ろう

論語は、春秋時代の中国の思想家である孔子(子は先生という意味)の言葉を、孔子の死後に弟子たちがまとめて記録した書物です。論語は、中学3年生の国語の授業でも学びます。


子曰く 人の己を知らざるを患えず。人を知らざるを患うるなり。
(しのたまわく ひとのおのれをしらざるをうれえず ひとをしらざるをうれうるなり)


上の文は、

先生はおっしゃった。
「人が自分を評価してくれないことなんて、どうってことのないことだ。 問題なのは自分が人の実力を知らないことだ。」

という意味です。

 

定期テストでは良い点を取っているのにも関わらず、通知表の点数が良くない生徒がいます。 真面目にやっているのになぜ成績が良くないのかわからないとか、きっと先生に嫌われているからとか、そのように言う生徒がいます。

 

一方でクラスメートにその生徒よりも成績が良い子がいます。大抵の生徒は「そいつ、全然勉強していないのに成績が良い。だって天才だから。」とか「あいつは優等生で先生に気に入られているから」その生徒が努力していることを認めようとしません。

 

要するに自分と、成績が良い生徒との違いが分かっていないから、自分のすべきことがわからないのです。そもそも、わかろうとすらしません。点数だけに目を向けて、その生徒が持つ真の実力を認めたくないのです。

 

それではいつまで経っても良い成績を残せません。自分よりも結果を残している人の良い面を分析し、自分の至らなかった点を改善して、初めて成長できるのです。

 

これは勉強だけでなく全てのことに当てはまります。仕事、恋愛、人間関係、趣味など、上手い人と自分との違いを分析して、良いところを真似していく癖をつけたいものです。



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