現在、高校3年生の生徒の指導を行っています。
国公立大学の理系学部が第一志望なのですが、共通テストの数学の点数がなかなか伸びずに少しモチベーションの低下が見られます。
そういうとき、大半の生徒は点数が伸びやすい、暗記系の科目へと心移りしがちです。
しかし、それでは勿体ない! とくに数学や英語は勉強してから成果が表れるまでに時間を要します。
下の図にあるように、勉強した分だけで成績が向上するのが理想ですが、現実はそうはいきません。
勉強をしっかりしても成績が下がってしまうことだってよくあります。
ただ、勉強の努力が無駄になることはありません。勉強は常に足し算です。勉強することで得た知識や技術はかならず残っています。
ですから、テストの点数で一喜一憂することがないようにしたいものです。
それよりもテストに向けての勉強の内容や量・時間など、結果ではなくそれに至る過程に目を向けてください。
結果の良し悪しにかかわらず、反省点はかならずあるもの。重要なのはそこなのです。
これまで、何度もどんなに丁寧に指導してもまったく成果が上がらずに心が折れそうになったことがあります。 しかし、あるときにポーンっと成績があがって驚かされた経験もあります。
ですから、正しい努力ができているのであれば、かならず成果がでます。成果が出る前に止めてしまっては勿体ない。
というような話を生徒にしました!